(下書き。写真は後程アップします。)
滋賀男声合唱団は近江兄弟社学園ヴォーリス記念音楽会に招かれました。
しかし、この日はなんと気象庁が初めて「特別警報」を発令した日。
数十年に一度の非常に危険な状況のなか、公共交通も全面ストップ。
お客様どころかメンバーも集まるのかと心配するなか、
驚くことに9時半の集合には20数名のメンバーが。
リハーサルを進めるうちに、1人2人と駆けつけ、リハーサル終了後には、
予定していた50名のうち47人が参集。
団員の団に対する帰属意識と音楽への責任感の高さに感動すら心に覚えました。
幸い演奏会開始時刻には台風も過ぎ去り、
会場は8割もの客席が埋まるほどにお客様に恵まれました。
温かい雰囲気の中でシューベルトのG-durミサ
(ソプラノにはこの学校の卒業生で旧知の北村双美さんを招聘)、
そして琵琶湖周辺の風景を綴った「みずうみの歌」を
高橋博氏制作の画像を囲んでの再演と歌い進めることが出来ました。
演奏会終了後、滋賀男声の同志社卒業生で
校歌[One Purpus Doshisha]を作詞家であるヴォーリス氏の胸像の前で歌いました。
同窓の学園長の喜ばしげなお顔がうれしく思いました。
翌日、人影まばらな安土城を初めて訪れました。
天守閣跡にたち、しばし天下人よろしく広大な琵琶湖を眼下に収めてきました。