指揮法の講座

大阪東成区の玉造の駅前にあるKMC音楽院から昨年末に指揮法の講座の担当を依頼されました。
学院長の柳先生とは、音楽の現場で40代に出会っていらい、突然のコンタクトでした。
「覚えてくださってありがとうございます。」との挨拶から始まりました。

昨日は個人レッスン。受講生のIさん。一流上場会社に勤めるお方。指揮は初心者でしたが、まじめに取り組む姿勢に、感動を覚えました。「私から奪えるものは、全部もっていって」という気持ちです。

たくさんのご配慮をもってお迎えくださった柳先生、学院いらしたクラリネット奏者・名アレンジャー植田さんとの再会、そしてIさんとの出会い、まさに交わりの恵みでした。

 

 

初めてのリモート合唱「小さな幸せ」に救われました。

この動画を作ろうという話が団員から持ち掛けれた時は、私は気持ちがふさいでいた。私の大きなステップアップとなるはずだったSing for Peaceがコロナのために中止となり、すべての私の音楽活動が停止。私は生きる活力をも全く失っていた。それは、細君の「私がいなかったら生きていないかもね」と言わしめるほどに失意のどん底の毎日だった。
 
自分だけでなく、みんなも戦っている。音楽の仲間って喜びだけでなく、苦しみも共有すること肝要かなと、不安と戸惑いを覚えながらカメラの前に立ったのです。
 
出来上がったこの動画に映るメンバーの顔を見て、歌声を聴いて、どれだけ励まされ、喜んび、うれしく思ったことか。社会的な閉塞感の恐怖の中にあっても、みんなが「小さな幸せ」に心を寄せることで、大きな救いのメッセージをしかと心で受け止めさせていただきました。
 
きっと参加くださったメンバーも、私と同じ気持ちになったように思います。
  
勇気と希望をありがとう。

 

なぎさ歩めば・・・公開レクチャーに寄せて

【京都合唱祭・・・公開レクチャーで伝えきれなかったこと。】
 
折角70名の参加者をえて、ロームシアター京都にお聴きくださった方々に恵まれた機会だったのに、いま、ふとお伝えきれなかった事を悔やむ思いがこみ上げてきました。
 
山之井愼の歌詞はこうです。
 
なぎさ歩めば
きこゆるは 遠き汐鳴り
せつなくも 胸をうつ
遠く過ぎし日
めくるめく ひかりの波に
声あわせ しぶきあげて
二匹の魚の
ほとばしる あの日の宴よ
なぎさ歩めば
なつかしき 夏の想い出うかぶ
 
さびしきあまき 愁い
はかなくも夢みたる
はるかな海原は
藍にかげろう
なぎさ歩めば
なつかしき夏の想い出うかぶ
はてしなき 想い出
 
私はこれを、古いアルバムを取り出して、いまやセピア色と化とした、あるいはすっかり色あせたカラー写真に「淡い幼い日々を回顧する」、というスタンスで臨みました。
 
多くの方々が「あいにかげろう」という詩を「愛にかげろう」と歌います。
 
「二匹の魚のほとばしる あの日の宴よ」は
若くぴちぴちした私と彼女を彷彿させるからでしょう。
 
しかし、こんなとらえ方もあることを残念なことにご披露できなかったことを悔やんでいるのです。
 
まだ若くてきれいだった母に手をひかれる幼子だった自分。
母は現役の女としていろんな思いや悩みを抱えていたに違いない。
そんなことを知る由もない幼い私は、母の手にひかれ、ただただ無邪気に海辺にはしゃいでいる・・・。
親の深い愛に支えられて、私は人生の「旅」に踏み出すことができたのだと・・・。
 
 
 
 

9月20日フラワーコーラスリサイタルご案内

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flyer_back28724x102429アメリカ音楽大学の留学を終え、
どこよりも早く僕を迎え入れてくださったのがフラワーコーラス。
以来、40年間の僕の音楽活動の礎として支え続けててくださいました。
ここ20年にはフラワーコーラスは、
ほぼ2~3年に一度の割合で、京都代表として全国大会に。
メンバーの年齢は確実に高まっているのに、
音楽への情熱と気力は衰えていないことは見事です。

この団体を数年導いてくださった浅井敬壹先生と
ステージ上で二人だけのトークタイムが予定されています。
向かって二人で話すことことなどは初めてかも。
どんな話題が飛び出すかは・・・、本人もわかりません。

今回のゲストは竹下清志ピアノジャズトリオ。
渡邊貞夫や日野皓正や小野リサなどトップアーティーストとセッションを組むなど
関西を代表するジャズピアニストの竹下さん。
合唱音楽ファンにとっても、ジャズの醍醐味をお楽しみいただけるでしょう。
加えてフラワーとのコラボのガーシュインメドレーは、きっと異次元的空間?!。

どうぞご声援ください。
詳細はhttp://flowerchorus.com/をご覧ください。

 

【第4回全日本男声合唱フェスティバルin京都~滋賀男声・オペラ座の怪人再演~】

Phantom-03-7602015年(平成27年)7月5日(日)
10:00~17:00
京都コンサートホール(1,833席)

全国から名門・老舗・強豪の
男声合唱団が集結。
滋賀男声合唱団は
先日のリサイタルで大好評だった
「オペラ座の怪人」を再演します。
ただし、照明不可・時間制限8分という
制約があるため、
新たにこの日のために編曲を起しました。ご期待ください。

チケット購入には全日本合唱連盟が受付となります。詳細はこちらです。
http://www.jcanet.or.jp/news/nyujouken.htm

 

【はらっぱブラスin KYOTO 音楽監督を仰せつかりました】

招待者リストp2京都府城陽市の
ひろーいはらっぱで音楽を聞きながら
のんびり過ごしませんか?

このイベントの音楽監督を
仰せつかりました。

元八幡市長・京都府議を務められ、現在この公園を管理団体の理事長の任にある
明田功さんと、お互いに20歳代からの友であることもあって、お引き受けさせていただきました。

広いめの敷物とお弁当をもって、青い空と白い雲と緑の草とブラスのメロディーが流れるはらっぱへようこそ。

5月30日は八幡市で
京都合唱祭です。
このイヴェントは↓

平成27年5月31日(日)開催
(雨天の場合は6月7日(日)に
順延します)
10時開演

【出演予定】
ウィンドアンサンブルピアチェーレ
宇治市民吹奏楽団
みやこ・ウィンズ
宇治市立南部小学校 金管バンド部
城陽市立城陽中学校 吹奏楽部
城陽市立西城陽中学校 吹奏楽部
城陽市立東城陽中学校 吹奏楽部
八幡市立男山第三中学校 吹奏楽部
京都府立西城陽高等学校 吹奏楽部 吹奏楽部
京都府立京都八幡高等学校 吹奏楽部
京都府警察音楽隊・カラーガード隊

はらっぱブラス案内

突然ステンドグラスから陽光が・・・モーツアルト・レクイエム

DSCF5226-1-1blogスタッフ集合の8時前、誰もいない聖堂に一人入り、天井からつるされた十字架のイエス像を見上げた。その痛々しい姿にこみ上げる涙をどうすることもできなかった。僕のそばにちかづいたシスターは僕の様子を見て、声もかけずにとおりすぎてくださった。「今日一日私を御用のために用いてください」心のなかで祈る言葉はこれしか出てこなかった。

「教会音楽は教会で」という信念。信仰の浅い私ごときが、実績もない合唱団を引き連れて公言するにはあまりにも無力、非力。でも前回のフォーレの時の池永大司教、そして今回のモーツアルトの前田大司教が共に司教座聖堂である聖マリア大聖堂での開催をお許しくださった。

開催のお許しを得たのが1月中旬。わずか3か月の準備期間に、素晴らしいソリストやオーケストラ奏者が集められ、コンソートのみんなは綿密な準備に奔走してくださった。

モーツアルトのレクイエムを何度も演奏したことのあるソリストもオーケストラも聖堂での演奏は初めて。戸惑いつつも、「大切な祈りの場」での演奏に襟を正してくださった。

合唱団の練習場にこの聖堂の聖歌隊の方がお越しくださり「私どもの聖霊溢れる聖堂で、皆さんの祈りの音楽が鳴り響くことが嬉しくてなりません。」との感動のお言葉にどれだけ励まされたことか。

祈りを導いてくださった聖職者やエキュメニカルチームのリーダーからいただいた「今の日本が失いかけている希望と喜びを感じることができました。」とのお言葉も心に染み入ります。

12ページ立てプログラムのほとんど全ての文字原稿とデザインを一人でこなし、ステージ上の合唱団一人一人の並び位置を決める作業を見た知人から「そんなことまでするのか!」と驚愕されたのものです。これもそれも素人集団のコンソートが大切な祈りの場をお借りするからには、礼節をもって答えるべきとの思いからでした。

客席にいた方からレクイエムのSanctus【感謝の祈り】の時に西のステンドガラスから急に陽光が合唱団とオーケストラの上に降り注いだ、とお聞きし、その業に恐れとおののきを心に簿えます。本当に導かれた3か月でした。

お支えくださってありがとうございました。

モーツアルト・レクイエム完売御礼


4月29日のモーツアルト・レクイエムの前売りチケットは
完売につきお申し込みを感謝のうちに終了いたします。
たくさんのお支えをありがとうございました。
当日券の有無については合唱団大阪コンソートのHPで発表されます。

モーツアルト・レクイエム・・・教会音楽は教会で。

20150429flyer完成版表_02一昨年のフォーレのレクイエムを、
大阪カテドラル聖マリア大聖堂で献奏する機会に恵まれて以来、
教会音楽は教会で!という主張はますます強くなり、今や確信となりつつあります。
考えてみればごく当たり前なことです。
バッハもモーツアルトも教会に集う信者・非信者のために作品を残したのですから。

しかし簡単にはいきません。
いまの日本のキリスト教会の多くは、
社会に開かれた教会を標榜されてはいるのですが、
たとえ宗教音楽の演奏であっても大切な祈りの場を提供するには
大きなためらいがあるようです。
でも私は基督教会にとってこれほど有効な布教・啓蒙活動はないと思うのです。
敷居が高いと思われている教会に招き入れることができるのですから・・・。

ヴェルディやベルリオーズなどの一部の作品を除いて
多くの宗教作品を演奏する為には
合唱団、ソリスト、そしてオーケストラが必要なと全く同じレベルで、
教会という聖霊に満ちた空間があってこそ初めて成立するものと考えます。
私と合唱団大阪コンソートのモーツアルト・レクイエムが、
聖マリア大聖堂を与えられ、エキュメニカルな祈りに用いられ、
「震災犠牲者」のために用いられる導きに感謝します。

プログラム最後に[AVE VERUM CORPUS]を配しました。
会場にお集まりくださった皆様もご一緒に賛美していただこうとの思いです。

次にチラシ裏面を記します。是非クリックいただいて、私たちのこの演奏会に寄せる思いを
ご拝読いただきたく存じます。

チケットのご用命は下記にお進みください。
http://consort.ken-music.net/ticket.html

チラシ裏1040