蘇ったYAMAHA FX-3

究極の名機!の誉れ高い我がスピーカーが、
15年ぶりに蘇りました。
歪がひどくて、左右のバランスも悪い・・・。
メーカーに問い合わせても、
古くて部品がなく修理不可能との返事。
そんなわけで放置していました。
でもその間幾度となく引っ越しをしても、
グランドピアノは処分しても、これは手放さなかった。
片方だけでも60kgあるというのに・・・。

当時はオーディオブームの真っただ中。
JBLやらタンノイの海外スピーカーが人気の的というのに、
FX-3を試聴して音像のクリアーさに一目ぼれ(一聴ぼれ?)。
オーケストラのビオラの音像と音位置が見えるのです。
1981 (昭56)の大卒初任給は12万円。定価44万円で購入。
もちろん長期ローンで。

修理に持ち込んだ大阪港区の

    リテイルマネジメントの島田さん


開口一番「今じゃ、こんな完成度の高いものをどんなメーカーでも作れはしません」

こやつの蘇りが僕のモーツアルト・レクイエムのための
準備の緊張から救ってくれています。
30年以上もぼくの人生に付き合ってくれた友人の病を
完治くださった名医島田さんに感謝です。
豊富な経験と高い技術を備えたいい方と出会えました。
そして音楽を愛す方でした。
(ひょっとして風貌からしてジャズプレイヤーかも?)

尚、入院治療費は65000円でした。保険外自費なので・・・。