宝塚市の中山台というコミュニティーにお住まいの方々による第九演奏会。
歌う方々も、演奏会を支えてくださる方々も、
そしてお越しいただくのも、ほとんどが中山台の方々。
そのような演奏会も今年で23回となりました。
まことに地域住民参加型創造事業のお手本となるイヴェントです。
今年はバリトンに関西声楽界の重鎮 田中勉先生がご参加くださいました。
アルトには奥様の友輝子先生、テナーの井上ひろふみ先生をお迎えし、
ソプラノの遠藤先生という陣容は、まさに豪華キャストでした。
加えて今年は旧知の南出信一氏のコントラバスのソロステージが。
巨匠ゲーリー・カーのお弟子さんだけあって、
ソロ楽器としてのコントラバスの魅力をご披露くださいました。
(写真は入手次第掲載予定です。)
リストによるピアノ2台のためのアレンジに
オリジナルの打楽器編成が加わった珍しいアンサンブル形式ですが、
これはこれで味わい深い第九だと思っています。
今年は合唱がとても充実していて、
寄せ集めではなく、立派な合唱団として成長されていたことが
何よりもうれしく思いました。