一万人第九、私の3クラスが終了しました。

DSC_0011(毎日放送からの花束を、いつもアルト一列目でしっかり歌っていた
小学6年生の女の子からいただきました。
写真提供はお体のご不自由なお母様をいたわりながら
ご一緒に参加のテナーのMさんです。経験者8クラス)

DSC_0103x480(もう一枚写真をコンソートのMさんから頂きました。
左の女の子はピアノの岡林先生への花束プレゼンターです。)

「終了」というよりも「修了」という言葉がいい表しているように思います。
受講生3クラス合わせて700名が
夏の終わりから経験者2クラスは6回のレッスン、
初心者1クラスは12回のレッスンを重ねてきました。

初心者は今年も「まったく第九は初めて」という方々が半数を占めました。
12回でこの曲を上手にうたえるとはおもいませんが、
少なくともベートーベンに近づき、
第九に親しみをもっていいただけた、と自負しています。

受講生のみなさま、大阪城ホールで
それぞれの思いを持って第九を歌い上げてください!!!

image1_480(初心者クラスにはお二人の目のご自由な方が皆勤でご出席くださいました。
お二人のご努力と付き添ってくださった方のサポートに感謝し、
毎日放送からのお花をお二人に贈呈しました。写真のお二人は毎日放送のスタッフです。
この写真はアルトの新妻に連れられてご参加のバスのUさんから頂きました。)

富岡先生(この写真は可愛い小学生のお嬢様とご一緒にご参加くださっている
Sさまが贈ってくださいました。この方はMBSの技術職の方なのですが、
一般の皆様と同じように毎年のように応募しご参加くださっています。)

 

とてもうれしいお便りをいただきました。抜粋して掲載させていただきます。

メッセージ (U様)
 今日は『一万人の第九』レッスン最終日でした。
とても名残惜しく、終わってしまうのが残念です。
 先生が今日、お話しされた「第九は人生の応援歌」という言葉はまさにいまのわたしの実感です。
 私事ですが先月初旬、父が急逝しました。喪中に歓喜の歌!?という言葉が一瞬、頭をよぎりました。
 しかし、毎週のレッスンはわたしの心の支えであり、生活の張りでもありました。
 第九を合唱していると「これからは自分の人生を楽しもう!」と思えました。
 明日、満中陰を迎えます。いまは両親を見送り責任を果たした安堵感に包まれています。 
 楽しいレッスンで合唱の喜びを教えて下さいました。第九に参加できる幸運に感謝しています。
 富岡先生、本当にありがとうございました。

 

メッセージ (K様)
第九で富岡先生の森ノ宮Dクラスにテノールで参加させてただいた者です。
本日は最後の練習でしたが、12回の練習を終えて改めて富岡先生のクラスで
練習できたことを幸せに感じ、今日は最後にお礼を言うこともできませんでしたので、
メールさせていただきました。

元々クラシックに全く興味のなかった私ですが、
彼女に連れられてなんとなく参加したのが去年です。
楽譜が読めない中、CDを買って通勤の電車で必死に歌詞とメロディーを覚えたことを覚えています。
四苦八苦しながら参加した去年から一転、
今年は毎週本当に楽しく練習に参加することができました。

富岡先生の授業は、楽しいながらも
ベートヴェンの想いや、音楽とは何かという非常に深いテーマがあって、
それが私にとってはとても充実した時間でした。
今日の最後の練習、とても感動しました。
ベートヴェンがどんな想いで第九を作ったか、
それを受けて私たちはどんな気持ちで歌うべきなのか、
富岡先生の情熱あってこそですが、先生の言葉がとても心に残りました。
なんだか最後は学校の卒業式にいるような気分で、
このクラスからの卒業が寂しくもありました。
「学生の時もこんな先生からこんな音楽の授業が受けられていたら
きっとクラシックにもっと興味を持てていたのに」そんなことさえ思いました。
2週間後には本番ですが、富岡クラスの練習を胸に秘め、
精一杯ベートヴェンのフロイデ!を表現してきます!

森ノ宮Dクラスのテノールの若者より

 

メッセージ (O様)
今日最後のレッスンを終えて、どうしてもお礼を申し上げたくてメールさせていただきました。
今まで第九をなんとなく聞いていてなんとなく感動していたのですが、
今日のレッスンのお話を聞いてとても心に響きました。
先生の人柄を感じて、最後は涙が止まらなかったです。

休憩後の先生のサプライズにとても感激し、
なんだか卒業式みたいな感じがしてとてもさみしい思いになりました。
ベートヴェンの想いや、人生の応援歌だとおっしゃる
先生の一言ひとことがとても身にしみて、
本当に先生に教えていただいて感謝の気持ちでいっぱいです。
これまでなんとなく聞いていた第九も、全く違ったものに聞こえてきました。
音楽って感じ方で全く別物になってしまうのですね。

かい先生のかっこいいピアノと富岡先生の厳しくも優しさのある指導に、
第九に参加できている喜びを感じました。
これからお会いできないのかと思うとさみしい気持ちになりますが、
先生のクラスで歌えたことを忘れずに本番に挑もうと思います。
先生のクラスで、第九の素晴らしさをたくさん教えていただきました。
本当にありがとうございました!