「おかえり BOB!」の大ポスターが迎える中…
京都に来られたボブ・チルコットさんの 講習会が今日 午後 開催されました。
女性 300余名でホールは、熱気に包まれ…
富岡 健先生の通訳のもと 始まりました。
藤澤篤子先生のピアノが奏でられ、
チルコット先生の指先が動き、
みんなの歌声が ホール いっぱいに拡がっていくさまは、鳥肌 ものでした。
少しでも 楽譜から目を離し、チルコット先生のお顔を 指先を 見て歌いたい!
そんな気持ちに浸っていたい。
この幸せな時間が続いてほしいと 感じられる 熱い講習会でした。
(以上京都府合唱連盟のFACEBOOKから転載)
数か月前、敬愛する全日本合唱連盟理事長であり
大学の先輩でもいらっしゃる浅井敬壹氏から通訳を!と請われました。
小規模な集会というので、
チルコット氏とお近づきになれるならばと、
気軽にお引き受けしてしまいました。
ところが何と300人もの受講生が全国から集まることに、!
と聞いてからは、不安で不安で・・・・。
加えて、英語の耳慣らしの時間を取ろうとしたけれども
まったく都合がつかない日々。
気分がのらないまま、その日を迎えてしまった。
チルコット氏はヨーロッパ人によく見られる
権威を振りかざす方ではなかったのが幸いでした。
ゆっくりと平易な語彙を使って話してくださった。
加えて、音楽は言葉の壁を越えることも改めて実感。
下手な通訳を通さなくても、チルコット氏の指揮と表情が
全てを饒舌に表してくださった。
だから、思わず通訳の立場を越えて皆さんに
「楽譜を見ないで!
チルコット氏のすべてを感じられるのは、今でしょう!!」
と、東進セミナーの先生みたいなことをいってしまいました。
講習会では彼に一番近いところでみっちりと
チルコット氏のテイストに触れることができました。
この幸いの時を与えてくださった浅井敬壹先輩に
心から感謝したのでした。
英語を聞き取る能力は維持できていても、
しゃべる能力はひどいことを痛感。
悔い改めの一日でもありました。