今日のNHK「プリフェッショナル 仕事の流儀」をご覧になりましたか。
またまた私は偶然に見たのです。
予告も、新聞のテレビ欄を見たわけではないのに。
今日の主人公は藤藪牧師。
そうです、私が偶然にみたNHKスペッシャル「無縁社会」の番組終了後に
すぐにメールをして、番組中で歌われた曲が「小さな幸せ」という題名で
谷本智子さんの未出版の作品です、とお教えくださった牧師さんです。
自殺防止に奔走されるお姿が映し出されていました。
今回は電話をかけてきて保護したのが女性。
そして教会での共同生活で自立を支援する中年男性は、
彼の前から急にいなくなり、
いまも連絡が取れなくて心配する牧師の表情が描かれていました。
今回の番組を見てて思ったこと。
それは牧師がしゃべる言葉に一切聖書の言葉も、
教義的な言葉もなかったこと。
聖句を用いて理論武装するのではなく、
あくまでも、ノンクリスチャンである相手との信頼関係を築くためにも、
またみを解決する道を探っていくためにも、
彼はそれをあえて避けていると思いました。
でも、NHKディレクターの演出でしょうか。
インタビューを受ける彼の後ろには必ず十字架が見え隠れするのです。
信頼関係を築く第一歩は「小さな約束」から、という牧師の言葉は、
そっくりそのまま「小さな幸せ」という言葉と重なりました。
しかし「無縁社会」といい「プロフェッショナル」といい、
私はどうしてこう続けて偶然に目にすることが出来るのでしょうか。
不思議な気持ちです。
見逃した方は再放送をご覧ください。
再放送;5月11日(金)午前0時50分~ 総合