8時45分京都コンサートホール楽屋口前集合 個人理事として何かお手伝いできることもあるかと思いきや、若い役員、理事さんたちやサポーターさんの見事な連係プレーで会場設営が手際よく進められ、私といえばいくつかの机を移動しただけ。全く役立たずでした。
10時20分 ふじの花 北山バプテスト教会にて練習
11時20分 フラワー 北山バプテスト教会にて練習
13時14分 ふじの花出演 優秀賞を獲得です。
北川文雄さんの作品は、瑞々しくて音の一つ一つがキラキラ輝いています。なぜ大手出版社から販売されないのか不思議に思っています。「声」は1995年に龍谷混声合唱団の初演を耳にされたこの団の創設者竹上廣子先生が女声版にと北川先生に委嘱された作品。「夏の少年」は、私がそれこそ20数年前に耳にして、感動のあまり大阪の合唱祭で北川先生を楽屋前で出待ちして、楽譜を頂きフラワーコーラスで演奏させていただいた作品。ふじの花の今回の演奏は北川サウンドの魅力をお伝えできるようにと心がけました。結果26団体中7団体に与えられる優秀賞受賞に。(一昨年、全国大会に推挙されたので今回は全国大会へ出場権はなしでした。)。3人の講評者からいただいたコメントです。
日下部祐子先生 |
辻秀幸先生 爽やかなSoundで素晴らしいですが、それでもこの大ホールです。 声でもっと会場を満たして欲しいです。 届いてなんぼのパフォーマンスですからね。 dim デリケートな表現も聴こえない側のせいにしないで、客に優しい合唱祭でありたい。 |
鈴木捺香子先生 音楽が 何をいいたいのかよくわかる演奏ですね。 おとな、な! 夏の少年での中間部の、ハーモニー、強い表現時、よろしく。 ラストの為にも[chiheisen] |
14時2分 フラワーラス出演 全国大会に選出されました。
原納さん亡きあとも、フラワーらしく合唱を楽しまなければ天国で原納さんが悲しむ・・・、メンバー共有の思いで臨んだ今回の演奏でした。茨木のり子のスパッと歯切れのいい凛としたエッセンスにあふれる詩に、奇才新実徳英が作曲。どうかすると「小難しくて、とっつきの悪い」作品をフラワーらしく「音楽は楽しむもの」と演奏できました。その結果、2年の出場権利なしの内規を経て、3年前の東京大会に続いて全国大会に府代表として選んでいただきました。「風花」さんと共に京都代表として山形での演奏を楽しんできます。尚、寄せられた講評は次の通りです。
16時45分ー20時 小アンサンブルコンテスト ムラタホール
スペッシャルリスナー(選考のため審査)
京都の小アンサンブルコンテストの審査をここ数年仰せつかっています。うれしいことです。なぜならこのイベントに参加するたびに、故吉村信良さんの笑顔に会えるのです。「合唱をどんなグループにも楽しんでもらいたい、披露してもらいたい、これこそが合唱の原点という温かい雰囲気を大事にしたい」という先生の理念が今も貫かれているのです。今年は何と36もの団体が、それぞれの持ち味を披露してくださいました。審査は今年度の大会にゲストとしてお招きしている東京都合唱連盟理事長の辻秀幸さん、京都府合唱連盟副理事長の永井英晴さん、そして私の3人が担い、会場に設けられた「人気投票」も加味して次の3団体を翌日の大ホールでの演奏団体として推挙しました。
こーるちぃぷる 12人の見事な清冽な女声アカペラで、「三好達治の鷗」の詩情を豊かに表現してくれました。
Armonia di Casa これぞパレストリーナ。中世ヨーロッパの石作りの広間の空気感までも表現してくれた10名の混声アカペラ。
オカッキーズ 受けを狙うなら歌唱もサンバの振りもきちんと綿密に計算されたものを披露しなければとの意欲を評価。
20時30分 第一日目閉会。
21時 全国大会出場権が与えられたフラワー有志の小宴に合流。盛り上がりました。
23時30分 帰宅。