推薦文

大阪音楽大学客員教授・ 関西合唱連盟名誉会長 日下部吉彦 日本の合唱音楽の水準は、世界が認めるほどの高さです。合唱コンクールや合唱祭などを聴いても、プロ、アマの区分けがつかないほどの素晴らしさ。それぞれのリーダーも国際水準ですが、ひとつ不満があるとすれば、音楽が、やや“内向き”といえるでしょうか。 この音楽を、だれに聴かせたいかという意識。仲間やその周辺の人たちだけでなく、大きくいえば広く、社会の 続きを読む →

指揮者のための飛沫防護シートを作ってみました。

      1.拙宅の物置にしまい込んでいた重い譜面台の譜面台を外しスタンド部分だけを用意しました。(軽量の譜面台では、うまくいきません。倒れ込んでしまいます。) 2.口径が27㎜あります。ホームセンターで24㎜の突っ張り棒と厚さ0.2㎜のビニールシート2m x 1.8 mほどを購入。大型クリップ6個も用意します。(突っ張り棒は持ち運びに便利、というだけで、丸い棒状のものだったらなんでも 続きを読む →

【山荘生活】今年はモリアオガエルの産卵とふ化をお手伝い

        【山崎の名水とモリアオガエルの卵】 サントリーの広報誌にこのような記事を目にしました。 「毎年6月から7月頃にかけて山崎蒸溜所の裏庭の池周辺で目にすることができる「モリアオガエル」の卵です。白い泡のように見えますが、中には数百個の卵が入っているんですよ。一部の地域では天然記念物にも指定されているモリアオガエルは、水のきれいな場所に生息していると言われており、繁殖期には水面にせり出し 続きを読む →

Make us a channel of your peace 世界初演に携わって

リモート合唱の手引きに制作にあって、主催者京都音楽振興財団からの依頼による合唱指揮者としてのメッセージ原稿です。 ーーーーーーーーーーーー 高校生の頃のことです。初めて「アッシジの聖フランシスコの平和の祈り」を目にしたのは。その時の印象を今でもよく覚えています。それは「東に病気の子供あれば行って看病してやり・・・・西に疲れた母あれば行ってその稲の束を負い・・・」なんと宮沢賢治の雨にも負けずとそっく 続きを読む →

自粛中。

この2月から、毎日の山荘生活を楽しんでます。朝は小鳥たちの大合唱に慰められ、日中は30分の早歩きの散歩、夜は満天の星を眺める。混合油を使う草刈り機も上手になったし、山荘周辺の人たちとも親しくおしゃべりできるようになった。たくさんの発見と経験に驚きと喜びを与えられています。これはこれでいいもんです。

なぎさ歩めば・・・公開レクチャーに寄せて

【京都合唱祭・・・公開レクチャーで伝えきれなかったこと。】   折角70名の参加者をえて、ロームシアター京都にお聴きくださった方々に恵まれた機会だったのに、いま、ふとお伝えきれなかった事を悔やむ思いがこみ上げてきました。   山之井愼の歌詞はこうです。   なぎさ歩めば きこゆるは 遠き汐鳴り せつなくも 胸をうつ 遠く過ぎし日 めくるめく ひかりの波に 声あわせ しぶきあげて 二匹の魚の ほとば 続きを読む →